序章

【旅立まで4日】シェンゲン協定について

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子供の頃見たファンタジーの物語のように
風の向くまま、気の向くまま自由に世界を旅したい。

…そう思ってた時期が僕にもありました。
いや実際はそう思って旅に出発することを決めたのですが。やはりファンタジー世界と現実世界は当たり前だけど大きく違う。
今回はこれからの旅を大きく制限するヨーロッパにある協定について説明しようと思います。

僕がこの旅をなんとなくでも、決心したのは去年の7月ごろ。
それまでにイタリアとチェコ&イスタンブールの二回の海外旅行を経験していました。
詳しくはこちらのブログ

▼人生初海外は一人旅!イタリア編 

初の海外旅行。友人と二人で行く予定だったのに友人が来れなくなって初海外で一人旅
ローマ、フィレンツェ、ベネチアの三都市をめぐりました。ベネチアで毎年開催される仮面のカーニバルに合わせていきました。
ゲイにナンパされました。

▼動機はグーグルのロゴ!チェコ編

プラハ、イスタンブールの二カ国をめぐりました。
おまけ程度のイスタンブールで17万ボッタクられ事務所の奥に連れて行かれ黒服に囲まれました
ゲイにナンパされました。

当時色々調べ、国にもよりますが日本人がビザなしで一つの国に滞在できる期間は90日(約三ヶ月)ということを学んでいました。
このルールさえ守れば入国にビザが必要な国以外、

A国に三ヶ月滞在→B国三ヶ月滞在→C国三ヶ月滞在→etc

このようにヨーロッパ諸国を巡れると今年の五月までは思っていました。
日本のパスポートは世界最強と言われるほど信用が有る。また多くの国が日本との間に2ヶ国間協定を結んでおり『90日までの観光目的の滞在ならビザが不要』というものが多い。実際、ヨーロッパの各国とこの条約が結ばれています。

しかし、ここでシェンゲン協定というものが浮上してくるのです。

シェンゲン協定

大まかに言うと、協定国間での国境審査を免除する協定。
つまりこの協定に入っている国間の移動はイミグレーション(出入国審査)が免除されている。例えばこの協定に参加している
スペイン→フランス→ドイツ
を飛空艇(飛行機)、鉄道、徒歩など関係なく国境審査なしに入国出国することができるというわけだ。

2017年現在、協定に参加している国

オーストリア、ベルギー、デンマーク、チェコ、エストニア、フィンランド、フランス
ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア
ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア
スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、リヒテンシュタイン

これだけであれば、面倒なイミグレーション(出入国審査)の必要がなく国を移動できるので大変ありがたい。
しかし、便利な半面このシェンゲン協定には長期旅行者を苦しめるルールがあります。
『シェンゲン協定国内にビザなしで(観光目的)滞在する場合、連続した180日間で、シェンゲン協定国内には90日間しか滞在することができない。』
このルールが非常に厄介!!というか、ヨーロッパを長期的に旅する場合このルールを中心にプランを組まないといけなくなるのです。
これを知った時はぎょっとしました。このルールがどういうものかというと
協定加盟国すべての国内の合計が90日しか滞在できないというもの。

スペイン(1ヶ月)→フランス(1ヶ月)ドイツ(1ヶ月)→イタリア(1ヶ月)
合計4ヶ月(120日)
と巡りたくてもシェンゲン協定内に120日滞在することになるのでオーバーステイ(不法滞在)になるのだ!

上記場合、イタリアを諦めてシェンゲン協定に加盟していない国に渡らなければいけない。
協定加盟国を一つの国と考えるとわかりやすい。(EUがその考えだがシェンゲン協定とEUでは加盟している国が少し違う)

【非加盟】イギリス【加盟】スペイン→フランスドイツ(3ヶ月)【非加盟】クロアチア

というような感じ。イギリスとクロアチアは加盟していないのでOKとなる。

では再度、加盟国に入国したい場合クロアチアに出国したあと一週後に加盟国のイタリアに入国できるかというとそうではないのだ。そこに絡んでくるのが連続した180日間でというルール。最初の入国から180日の間の90日間滞在が許可される。

つまり下の図の場合、スペインに入国した日から『シェンゲン協定加盟国に入国した日から180日間』『滞在可能90日間』がカウントされる。
【非加盟】イギリス【加盟】スペイン→フランスドイツ(3ヶ月)【非加盟】クロアチア(2ヶ月)【非加盟】ルーマニア(2ヶ月)→シェンゲン協定加盟国入国OK

【加盟】スペイン、フランス、ドイツ 『滞在可能90日間』終了
【非加盟】クロアチア、【非加盟】ルーマニア 『シェンゲン協定加盟国に入国した日から180日間』終了
(非加盟国が4ヶ月+加盟国3ヶ月=合計220日)となるので再入国OK 

色々と調べてみたところ、この180日間ルールは解釈が国や入国審査官によって違うようだが、基本的には入国から180日と考えていいようです。
さらにこのシェンゲン協定自体が穴が多い制度らしく、シェンゲン協定とは別に、上でも書いたようにヨーロッパ諸国は日本と2ヶ国間協定が結ばれており、法的にはシェンゲン協定よりも国どうしが決めた2ヶ国間協定のほうが優先されるということらしい。その為、シェンゲン協定ルールに対してオーバーステイした人が出国の際に咎められなかった例も少なからずあるみたいだ。その国の90日ルール(2ヶ国間協定)は守っていればセーフということになるらしい。

しかもいずれブルガリア、ルーマニア、クロアチアも加盟するという。悪いことではないと思うのだがこうなるとこのルールから逃げる先の国がヨーロッパからはほぼ無くなる。ヨーロッパ大陸のすべての主要都市を周るだけでも90日で周るというのは無理だと思うのだが…
とはいうものの、ルールはルールなのでとりあえず守ることにして明日は大まかな旅の予定を書きます。

出発まで残り4日。

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