さてポルトの2週間の滞在も今日が最終日。明日からは首都リスボンに移動して1週間宿を取っています。
先日スペインのバスク地方の人たちと、スエーデン人の人と宿のテラスバスク語やスウェーデン語のことなど色々な事を5時間ぐらい話していました。ウクレレの演奏がとても上手でバスク地方の歌を歌ってくれました。
最近の悩み
最近の悩みがあります、というのがタイトルにも書いたように冒険してないんじゃないかという気持ちになること。
単純に街から街にバスで移動して宿を取ってその街を観光しているというサイクルに飽きたといいますか、これではあまり冒険してる感がないように感じます。
フランスのシャモニーにいた頃はほぼ毎日森や山を探検していたので冒険していた感があったのですがそれでも街間の歩いての移動はしなかったですし、毎日一箇所に帰って寝るといのは何か違う気がする…
一ヶ月前のスペインのマドリードではショートスパンでの移動に疲れて2週間ゆっくりしてポルトでも2週間の滞在と最近のんびりしすぎているかなと思います。去年の9月にロンドンからエディンバラまで歩くという無謀な計画を胸にロンドンを経って森の中を19時間近く歩き続けた頃の気持ちを忘れているなと感じます。
仕事をしないといけないから仕方ないですし、今状況もけして悪いというわけではないのですが最近そんな旅をしていないのでバランスがだいじだなと感じます。
日本にいた頃は海外にいるだけで冒険していると思っていたのですが、最近このサイクルに
慣れ海外にいることが当たり前になってきているのも原因かと思います。
心が日本にある
街の滞在期間中、仕事をしてほとんど外に出ず、特に誰とも会話をしない日もあって、そんな日はTwitterをよく見てしまったり、映画を見たり、これでは冒険に出た意味がないなと感じます。(旅人用語で沈没という状態があるのですがそれにかなり近い)
そういった時、体が海外にあるのに心は日本にあるという状況だなと感じます。
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以前こちらの記事で書いたことなのですが、ネット社会になってスマホを触れば直ぐに日本語で日本のリアルタイムの状況がわかる。いい面もたくさんありますがこれに縛られると良くないと感じました。
一番の弊害
一番の弊害が現地や旅人との交流をしなくても良くなってしまうことだなと感じます。
日本との通話も無料でできてしまうので人と話したいと思ったら日本LINEなりSkypeでなりでつないでしまえば日本語で話せてしまう。たまにはいいんでしょうが頻繁にそうするとそれこそ海外にいる意味がないんじゃないかと思います。
今後の旅
なので、リスボンの1週間滞在後からクロアチア行きのフライトの日までまだ宿を取っていない日が5日間あるのですが4日か3日くらいは宿を取らずに過ごしてリスボンの南にあるシントラという地方まで歩いて野宿してみようかと思っています。もしくは電車でシントラまで行って野宿しながらシントラを周ろうかと。
シントラはヨーロッパ半島最南端の岬ロカ岬がある自然が色濃く残った地域です。
クロアチアでは移動方法や移動先ももう少し考えて冒険を楽しもうかと思っています。