リスボンの宿に1週間の滞在も終わりリスボンの西にあるシントラ=カスカイス自然公園というエリアに移動して3日間宿を取らずに冒険することにしました。
Sintra-Cascais Natural Park/シントラ=カスカイス自然公園
リスボンに隣接する地方自治体シントラにある広大な自然公園。シントラは世界遺産に登録されている。
ムーア人が築いた城の跡や、ポルトガル王室の夏の離宮など、様々な年代の文化財が集積していることから観光地として有名であり、また、ユーラシア大陸最西端のロカ岬への観光の拠点でもある。
シントラまで
宿からシントラまで歩いて行こうと思っていたのですがそこに時間を使うより行ってからに時間を使ったほうがいいなと思ったので自然公園の入り口までは鉄道で行くことに。
リスボンの中心地にあるLisboa-Rossio駅から電車で役40分ほどで到着するのですが片道2,25€とかなり安くて驚き。
宿からLisboa-Rossio駅までの4駅のメトロに一回乗っただけで1,45€かかるのでこの価格は意外でした。
シントラの駅は小さく、周りには観光ツアーの客引きやタクシーの運転手が沢山いました。
Castelo dos Mouros/ムーアの城跡
シントラ駅について道なりに歩いていると山の上に城塞があるのを発見!
これは行くしか無いと思い軽い気持ちで登りだしたのですが城塞まで予想以上の山道で、後ろに40kgくらいあるバックパックと前にサブバックを担いで登るのは大変でした。所用時間1時間半ぐらい
城塞跡地は城壁を歩いて渡れ、見晴らし抜群でした。入場料8€。
Quinta da Regaleira/レガレイラ庭園(レガレイラ宮殿)
ポルトガルに来たからにはここは見たいと思っていた庭園。シントラに来たのはここに訪れるためといっても過言じゃ無い。
宮殿もありますがここの魅力はなんといっても広い敷地の庭園。
宇宙をモチーフに作られた庭園で、鬱蒼とした森の中に洞窟や隠し通路のような道や階段が至る所にあり探検してる感がすごい。
この庭を設計建築した人はやりたいことを詰め込んだんだなというこだわり具合でした。
協会の中の目立たない小さな螺旋階段を降りると外に繋がっていたり、何股にも別れた真っ暗な洞窟を歩いたりと、とにかく歩いていてワクワクしました。地下と地上を行ったり来たりしてかなり楽しめました。ここに来てテンションが上がらない男子はいないんじゃ無いだろうかという印象でした。
行ってよかった有料施設ランキングTOP3に入ります。入場料も6€とお手頃
数あるスポットの中でも有名なのが地下道から地上に繋がっている螺旋階段。
イニシエーションの井戸と呼ばれている「Poco Iniciatico」。深さ27m、9つの階層があり、ダンテの「神曲」に出てくる「9つの地獄」「9つの煉獄」「9つの天」からなる天国に触発されて造られたとの事。
このカスケード池も有名、飛び石があり螺旋階段までの地下通路とも繋がっています。
レガイラ宮殿ではかなり時間を使っ見たので出る頃には19時前でした。
広場に戻り、持って来ていた館詰とパンを夜飯として食べ、時間も時間なのでここからどうしようかと思ったのですが、ここに留まる理由もないのでロカ岬を目指して歩きだすことにしました。